2025年4月13日日曜日

Mrs. Acanthus mollis


うとうとしているカルガモを起こしてしまったり


何もしていません!の顔

チチくりあってるドバトを邪魔しながらあかね橋公園へGO!


この木(まだ正体不明)を越えたら


あかね橋公園が見えてきます。



予想通り、小雨のあかね橋公園は誰もいません。
桜が散る前に全景を撮っておきたかったので今日来て正解。出来れば青空をバックに撮りたかったんだけど、そういう日は家族連れやお昼休憩の人たちで結構混雑しているから撮りたいものが撮れません。


まだ鬱金桜(ウコン)だか御衣黄(ギョイコウ)だか分からない桜も満開。この後、花全体が薄いピンク色に染まれば鬱金桜で決定なんだけど、毎年「この後」を見逃してしまいます。

写真を撮っているとだいたい人に聞かれるのですが、毎回「鬱金桜か御衣黄だと思うんですけど」と答えるのがねぇ。まぁどっちにしても相手はすぐ忘れちゃうと思うんですけど、それでも曖昧な返事をするのが嫌なんで、今年こそいつもただついてくるだけのオットに確認作業してもらい正体を突き止めたいと思います。



公園の垣根の常盤万作(トキワマンサク)。

*****


大きな桜の木の下に生えているアカンサスにも桜の花びら。

アカンサス・モリス(Acanthus mollis)は桜の花が散って葉が茂る頃に長い花穂を伸ばして珍しい花を咲かせるのですが、2015年以降一度も花を見ていません。公園を管理している区の担当者さんか近所のボランティアの人たちが葉が似ているタケニグサあたりと間違えて駆除しているのではと推察しています。

そもそも公園の花壇に勝手に生えてくるような植物ではありません。おそらくあかね橋公園を作った時に人の手によって植えられたものでしょう。あかね橋公園が出来たのは2011年3月30日。そう、震災があった直後の開園です。当時はスカスカだった園内も樹木は大きく育ち、たくさんの鳥や人が訪れるようになりました。

* * * * *


帰り道の遊歩道に花の残骸。


見上げたら夏茱萸(ナツグミ)の花。
5月の終わり頃には可愛い実がたくさんぶら下がります。