タネを拾ってきて蒔いたのが2011年11月。
しばらく芽は出てこないだろうと思いきや、播種2日後には根っこが出てきて、あまりの発芽率の良さに恐怖すら覚えました。
直径10センチほどの小さな鉢に100粒以上バラバラと蒔いた上に発芽したものを全部生かしてしまったので発芽から4年後には猫草のような姿に。
下の方にチラッと見えるネットは根っこで用土が押し上げられてこぼれてしまわないよう間に合わせでつけたものです。新しい鉢や用土は増やしたくないし引越し問題も絡んでいたので、とりあえずつけたネットですが、結局この状態で5年の月日が流れてしまいました。
今朝、ベランダを覗いたら床に用土がバラバラとこぼれていたので、掃除のついでにこの鉢も何とかしようということになり、バラしてみたら~
鉢いっぱいに詰め込まれていた用土は表面に浮き上がり、下の方は白い根っこしか見当たりません。ヒヤシンスの水耕栽培のような状態になっていました。
根っこが絡まっているかと思いきや、球根をつまむと根っこもスルッと抜けて、用土と球根を完全に分離することに成功!150個もあったよ。
しかし、150個をすべて生かすワケにはいかんのです。
可哀想に140個の球根は10年も窮屈な場所で花も咲かせることもないまま廃棄処分となりました。
残った10個の球根は根っこを半分切って同じ鉢に同じ用土(細かい根っこやゴミは取り除いてます)で植えつけて、水をやって、しばらく出窓で養生させることにしました。
しょぼっ!!!