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| ほね太郎もしょんぼり |
ついでに検査した骨密度の数値があまりにも低く血液検査の結果が出てから治療方針を決めることになりました。
「今まで骨折しなかったのが奇跡なくらい数値が低いです」
「は?」
「腰痛はありませんか?」
「若い頃ぎっくり腰をやってからずーっと腰痛持ちだったんですけど年末に全摘手術を受けたら腰痛が気にならなくなって今は大丈夫です」
「全摘で女性ホルモンのバランスが崩れて、それまで更年期で徐々に下がってきた骨密度が急激に下がることがあります」
「徐々に下がってきた?あっ、去年の検診で背が1センチ減ってたんですが」
「腰椎の骨密度も数値が低いからその影響でしょう」
一度落ちた数値は1%上げるだけでも大変なことで普段の生活改善だけでは全然足りない。そもそも数年前からコレステロール値を下げるために運動も続けているし、食事にも気を遣っているからこれ以上何をどうすればいいのか。
となると生活改善はこのまま続けて治療薬に頼ることになるんだけど、これがまた微妙な金額で健康保険の限度額には足りないし、我が家の経済状況で支払うには荷が重過ぎる。
帰り道はもうため息しか出てこなかった。
