2016年12月29日木曜日

五分五分

去年編んで気に入ってよく着ていたカーディガンですが、ひとつ気になっていたことがありました。

袖口が広がっているので(増減なしの筒状なので、どうしても肘から手首あたりが広がる)家事をするのに邪魔なんですね。たくしあげてもすぐに落ちてきちゃうし。

そこで袖を全部ほどいて五分袖に編みなおすことにしました。

一番時間がかかったのがほどく作業。
普通の伏せ止めなら糸端を見つければ一気にほどけるのですが、当時靴下編みで便利な縫い止めという方法を知ってしまい、カーディガンにも応用したのが運の尽き。この方法だと縫い目をひと目ひと目逆戻りしなくてはなりません。

そもそも縫い止めというのは何度やってもゴム編み止めが理解出来ない私のような人のための止め方で、ゴム編み止めほどは編み地は伸びないけど、伏せ止めほどきつくはならないからつま先から編むような靴下の履き口を止めるにはぴったりの方法ですよってことなんです。

だから広がりやすいカーディガンの袖口の目を止めるのにこの方法はむしろ合わないのです。(五分袖に編みなおした後はちゃんと伏せ止めにしました)


今年の編み物は3日前に終了宣言をしたクセにね。

でも新しい毛糸を買ったワケじゃないし、押入れから出したのも輪針一本だけだし、今朝起きてすぐほどいて編み始めてオットが会社に行ってる間に完成したから、オットにはまだダラダラ編み物してると文句を言われることもないでしょう。(長袖が五分袖になったところで気づくオットでもないし)