コードばかり練習していたウクレレですが、簡単な曲ばかりやって満足していたせいで、たまにプロの演奏など聴くとちょっと落ち込みます。落ち込み防止に昨日からコードだけでなくメロディも奏でるソロウクレレの練習を始めました。
短い曲なのに一曲弾くたび、どっと疲れます。
でも隣で聴いている(聞かされている)オットが曲名を当てたり鼻歌を歌ってくれたりすると嬉しくなって、もっと練習しようという気になります。
今、練習しているのは「グリーンスリーブス」。
うんとゆっくり弾いても何となくグリーンスリーブスに聴こえるところが気に入ってます。
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昨日の夜のこと。
これまでカメムシを捕獲してもじっくり観察出来ず、腹側がどうなっているのかわからなかったんですが、今回プラケース越しではありますが腹側の撮影に成功し、ひとつ謎が解けました。
サッシの向こうに誰か居るよ。
チャバネカメムシでした。
カメムシなんか部屋の中に入れるなよ!とお思いでしょうが、幸いにも虫嫌いのオットが朝まで帰ってきません。
コガネムシのようにムシャムシャ喰い散らかすのではなく針の様な口吻で茎や果実に穴を開けてチューチュー吸うタイプなんですね。腹側から見ると体に密着した口吻がよく見えます。(食事する時以外はきちんと収納。使った食器はすぐ洗って食器棚にしまわないと気が済まない私とは気が合いそう)
カメムシを掃除機で吸ってしまい、部屋中がカメムシ臭で大変なことになったとかよく聞きますが、私自身はカメムシの臭いを嗅いだことがありません(多分)。
しかしアゲハチョウの幼虫が危険な目に遭った時に発する匂いも世間では臭いと言われていますが、私の鼻がおかしいのかまったく臭いと感じないのです。
ぎんなんの果肉を潰した匂いも栗の花の匂いも面白い匂いだなとは思いますけど、別に嫌だなとは感じず「あぁ、もうそんな季節か」などと呑気なことを言ってるような人間ですから、カメムシの臭いも「くさっ!」とはならないかもしれません。
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植木に水をやっていたらまたカメムシが飛んできました。
「昨晩はうちの親戚筋を助けていただき、誠にありがとうございます!」
「そうなんですよ。世間が臭い臭い言うほど臭くないと思うんですよ」
「どうです?嗅いでみますか?」
「いえ、今日は止めておきます。」
以上、御礼参りにきたキマダラカメムシとサルマタの会話でした。