シソ科の仏の座(ホトケノザ)。
春の七草にもホトケノザがあるけど、それとは別の植物。
葉の形が仏様の台座に見えることからホトケノザという名前がついたんだけど、春の七草の方はコオニタビラコ(キク科)を指していて、葉がロゼット状に広がっている様子が台座に見えることから名づけられたそうです。
野草・雑草の類はだいたい葉がロゼット状になって冬を越すのに、なんでコオニタビラコに既存の名前をつけたんだろ?「せりなずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずなすずしろ、これぞ七草」と唱えるのにホトケノザの代わりにコオニタビラコじゃ短歌にならないから?
それともキク科のホトケノザの方が先で、シソ科のホトケノザの方が後に名づけられたとか?
こまかいことは気にするな、わかちこわかちこ。
あたしなんか牧野博士がゴミ捨て場で見つけちゃったせいで掃き溜め菊(ハキダメギク)だよ。名前なんか気にせずに可愛いもんは可愛い、それでいいじゃないの。
そうそう、我慢出来ずに摘んできた黄金柾(オウゴンマサキ)の実。
蒔きはしないけど赤や朱色の実はつい摘んでポケットに入れたくなるのです。