えーと、これは日本に居ていい虫なのかな。
触覚からお尻の先まで20ミリ。
全体はエメラルドグリーン。
第3肢の腿にあたる部分が赤い。
針は確認出来ず。
アゴが凄い。
私の見立てが合っているとすれば、この魅力的な虫はセナガアナバチ。
近似種に「Emerald cockroach wasp」もしくは「Jewel wasp」ってのがいて、そのまま読めば「エメラルドコックローチワスプ」「ジュエルワスプ」になるんですが、そっちは日本には居ないらしい。
エメラルドとかジュエルだけなら宝石のような姿の蜂、なんですが、途中に入ってるコックローチ。だから日本語にするとエメラルドゴキブリバチってことになっちゃうんですねー。
寄生蜂の一種、その驚くべき生態は寄生される宿主の写真を見ても大丈夫って方だけ検索してみてください。
沼の見える街*ぬまがささん
【エメラルドゴキブリバチ・オブ・ザ・デッド】
※写真なしでエメラルド(以下略)の生態を可愛らしいイラストでとてもわかりやすく紹介しています。
捕まえて調べていて始めはエメラルド(以下略)ではないかと思い、これは日本には居ない虫ではないか、その手の研究所や機関に連絡しなくちゃいけないんじゃないかと思ったんですけど、脚が赤くなっているのが第3肢だけだとわかり、日本にも生息しているセナガアナバチとわかったのです。
って話が長いな、おい。早く解放してくれ。