昨日は鯖の塩焼き。
プラスあと一品のつもりが【道場六三郎・鉄人の台所】から「白菜の甘酢炒め」と「白菜サラダ」、【白ごはん.com】さんから「春菊のナムル」を作ってお腹いっぱいになりました。
結婚して間もない、まだ西永福に住んでいた頃ですから20年以上前のことでしょうか。オットと信号待ちをしていたら向かいに見覚えのあるおじさんが立っていました。
んー、誰だっけかなぁと思い出そうとしている間に信号は変わり、知ってる人かもしれないからとすれ違いざま「こんにちはー」と挨拶をするとおじさんも「こんにちは」と手を挙げて挨拶を返してくれました。
声を聞いてオットと私は同時に「道場六三郎じゃん!」と気づいたという。
オットに「道場六三郎さんに「こんにちは」って。知り合いなの?」と呆れられましたが、だっていつもの青い服じゃなくてナイロンのヤッケとか着てるし、コンビニの袋まで持ってたんだもの、まさかテレビに出ている鉄人が西永福に居るなんて思わないじゃん。(しかし、何日もしないうちに踏み切り待ちをしていたスゥエットの上下にサンダル履き、手にはトイレットペーパーの三國連太郎さんと遭遇したり、駅のホームで電車を待つホンジャマカの石ちゃんに遭遇したり、あぁ、泉麻人さんも改札から出てきたっけ。意外と有名人が多い西永福。)
それから何度か見かけて、さすがに挨拶はもうしなかったけど、引っ越してからもたまーにあの日のことを思い出しては笑っていました。
そして、あと一ヶ月で90歳になるってところで動画配信を始めた道場六三郎さんを見つけたんでした。
今はテレビで料理をするシーンがあると、みんな手袋してんの。衛生上云々はわかるけど、手袋をした手で包丁を使ったり、肉をこねたりしても、この後おいしい料理が出来る気がしないんです。
でも道場さんは90歳のしわしわの節くれだった指で梅干しをほぐし、小さなおにぎりをむすび、パクッと食べて「うん、美味しいよね」と。
まさか小さなおにぎりを作って食べるだけの動画で泣くとは思わなかったわー。
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夜食はおかかのおにぎり。
道場流のおかかは具にするのではなくふりかけ醤油(かつおぶしをお醤油に浸して絞り、電子レンジで乾燥させてほぐし、胡麻と一味を加えたもの)をまぶすタイプ。白菜のサラダはマヨネーズとぽん酢の合わせドレッシングだけでは少々物足りない感じがしましたが、このふりかけ醤油をひとつまみ加えただけで夫婦で取り合いに。