イソップ物語の「北風と太陽」は北風と太陽が交互に旅人のコートを脱がせるために冷たい風を吹きつけたり、ぽかぽか陽気で勝負します。物語は太陽が勝って旅人がコートを脱いだところで終わっています。北風が負けたから季節は春になったとか、そういう話ではないんですね。
何故急にそんな話をしたかと言いますと、今日のお天気は時折北寄りの冷たい風が吹く快晴。これは「北風と太陽」の物語そのものではありませんか。
旅人の私はセーターに薄手のコートを羽織っています。
さぁ、今日の勝負は北風、太陽、どちらが勝つんでしょうか。
旅人は日陰でコートのファスナーを締め、日向でファスナーを開けてを繰り返し、結局コートを脱ぐことなく帰宅。平和な秋の昼下がり。