スーパーの植え込みにはコセンダングサの黄色い花とトゲトゲの種子。
夏に除草剤を撒いたのにコセンダングサには全然効果がなかった様子。
一年草だけど、きっとこの種子が足元に落ちて、来年の秋にはまた黄色い花とトゲトゲでいっぱいになるでしょう。(外来生物法で要注意外来生物に指定されています。)
こちらは露地のヒメツルソバ。まだ種子は熟していないみたい。
ヒメツルソバは大好きな花で実生栽培もしたことがありますが、環境省の生態系被害防止外来種リストに入っています。でも特に問題となる環境や場所が海岸の岩場に限定されているためか普通にホームセンターや花屋さんで売ってますし、庭先などでグランドカバーとして利用されているのをよく見かけます。
ヒメツルソバのすぐ近くにユリの実。結構でかい。1本10センチくらいのサヤに軽くて薄い種子が数え切れないほど入っています。
何どもココを通っていて白いユリの花が咲いていたのは覚えているんだけど、写真に残してなくて、タカサゴユリなのかシンテッポウユリなのかは不明。1本の花茎にこんなにたくさん実がついているんだからシンテッポウユリだと思うんですけどねぇ。
もともとシンテッポウユリはタカサゴユリとテッポウユリの交配種で、日本でわざわざ交配しておきながら近隣の絶滅を危惧されているユリとも交配してしまう可能性があるらしく、環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されちゃってるんですよ。なにそれ。自分でまいたタネなんだから自分で何とかしなさいよって話。