2019年8月19日月曜日

とんちんかん

かんぽ不正とか郵便物まとめてどっかにほっぽり投げたりとか色々問題がある中で消費税率改訂を無視するわけにはいかないのは分かるけど、もうちょっとうまい具合に値上げしてくれないと古い切手と追加の切手を並べて貼ると、なんかとんちんかんになっちゃって、全然美しくないのよ。


郵便局には趣味が手紙って人はいないんじゃないか。
夏をデザインした切手に全身毛皮のウサギの切手を貼るのが気持ち悪くてしょうがないってことが郵便局側には伝わらないだろうなぁ。

30年前に仕事で利用していた郵便局の職員と仲良くなって、記念切手や広告付きの再生紙ハガキが発売されるたび声をかけてもらっていたんだけど、その時に大きいサイズの記念切手が出て「貼ると郵便番号の枠にギリギリになってバランスが悪くなるから、もうちょっと小さいサイズのだといいよね」というようなことを話したら「僕たちも上には報告しているんだけど、なかなかね。お客様の声として文書で上に直接出してもらうと対応してくれるんだけど」と言われたことがあって。

民営化する前から窓口で切手を売っている人がみんな手紙や切手が好きなわけではないってのは分かってました。

でもさ、民営化したならもう少し使う側の気持ちを考えてほしい。
八百屋さんも洋服屋さんも薬屋さんも宅配便の業者さんも、みんな使う人の気持ちを考えて商売してるのに。

小額の切手は数字をデザインしたものに統一すれば季節を問わず使えるようになるんじゃないか。郵便制度の父と言われる前島密の1円切手も、もういいじゃない?