2024年11月25日月曜日

カツ丼は出なかった


オットがもう手元にないオートバイの税金を三十年以上払い続けていた件。

新婚当時のアパートには駐車場がなく、結婚前に所有していたバイク2台を前のアパートに置かせてもらっていたのですが、近くに住んでいた私の同僚に見に行ってもらったら「ナンバープレートが外されてた」となり、そのうち近所にあった中古バイク店が突然なくなって更地になり、そのタイミングで2台ともバイクがなくなっていて、あー、持っていかれちゃったんじゃないの?となったのです。

ナンバープレートが外された時点で警察に盗難届けを出しにいけば何も問題は起きなかったのですが、警察に行くのが嫌ってだけで(悪いことはしてないのに!)税金だけ払っていれば責められることはないだろうと放ってあったのです。

オットからすれば自分のお小遣いで買ったオートバイに愛着があり、この目で確認するまで次の段階にいくのはちょっと…と渋っていて、じゃあ早く見に行きなさいよと焚き付けたら、ちょうど仕事がシフト制になって親の葬式でも休みを取れないような状況なんだよ、と行動に移さない理由となってしまい、自分で行けないなら私が代わりに手続きをするとなっても、バイクのことは私は一切関わってこなかったから答えられないことが多すぎて、毎年納税の時期になるとちょっと険悪なムードになっていました。

しかし、もう我慢の限界、というか余計な税金を払うほど生活に余裕がなくなってきたので、私が勝手に陸運局だの区役所に電話して相談して廃車届けを出すことになったのですが、陸運局の担当者さんに「まず警察署で相談してみてください」と言われ、今日やっと警察署に行ったんですけどねぇ。

困りごとを相談しに行ったのに「人としてどうなのか」(確かに!)ってポイントを突かれて何だか取調べを受けているような気分。でも迅速に届け出なかったオットがどう考えたって悪いからしょうがないわね。険悪なムードになってもその時限りのことだもの。私ももっとガミガミ言ってお尻を叩けばよかったのよ。

万が一私が動けなくなったりいなくなったりしたら、オットは一生払わなくてもいい税金を払うことになるんだろうな。それはまだいいけど(よくないけど)逆の立場だったら私はどうすることも出来ないのよ。

だから今年中に絶対決着をつけなくては。