妹の53歳の誕生日。
家族で唯一の祝日の誕生日なので過去に一度も忘れたことはありません。他人のオットですら「明日Yちゃんの誕生日だよね」と覚えています。
妹が十八の頃に編んでくれたセーター。
当時私が購読していた「so-en」のモデルさんが着ていたセーターが欲しくなり、毛糸を買ってきたはいいけど、まだ編み物に興味がなかった私は文化服装学院に通っていた妹に頼んで編んでもらったんです。
妹だってマフラーくらいしか編んだことがなかったし、専門学校の宿題で社会人だった私より忙しい生活を送っていたのに、ずいぶんと丁寧に編んでくれました。
次の月命日にはこのセーターを着ていくつもり。