スーパーの店先でいちごを選んでいたところ、店員さんが奥からスカイベリーを出してきました。
「いちご1パック200円を切るのは滅多にありません!今ここに出した3段だけ198円です!」という店員さんの言葉に釣られて、わやわやと人が集まってきて、あれよと言う間にスカイベリーがなくなっていきます。
慌てて私もカゴに1パック入れてみたはいいものの、店内を回っているうちにスカイベリーにしては相当小さい。規格外?んー、規格外でもいいけど、味は大丈夫?と心配になって、他の品種のいちごと交換しようと売り場に戻ったら、もうスカイベリーは売り切れていて戻す場所がなくなっていました。
実際食べてみると甘い。でも甘いだけ。
酸味がほとんどないのでぼやーっとした甘さしか感じられず、こんなことならサービスカウンターで替えてもらうんでした。
最近では品種改良が進んで甘いいちごが多く出回っていますが、私が一番好きなのは酸味もあって果肉硬めの女峰(にょほう)。
丸のまま器に入れて牛乳を注ぎイチゴ用のスプーンで潰すと、だいたい器から飛び出して周囲をビシャビシャにしてお母さんに怒られていた、あの女峰です。
やっとこさイチゴを潰し終えると母が缶のコンデンスミルクを少しだけかけてくれて、あれ、ホントに好きだったなぁ。