金糸梅(キンシバイ)は枯れた枝に悪魔のような実をたくさんつけていました。もう全部枯れたのかと思ったらあちこちから緑の葉をつけた枝が出て、その先にこれから咲くつぼみが。本来夏の花ですが狂い咲きも多いとか。
浴風園を入ってすぐのところに真っ赤な実をつけた飯桐(イイギリ)。桐の木に似て、昔この葉で飯を包んだことからイイギリという名前がついたそうですが、桐の仲間ではなくヤナギ科の落葉高木。もう少し寒くなったら葉が黄葉して落ち、枝に実だけが残り、たくさんの野鳥が食べに訪れます。
私はまだ青々とした葉が残る落葉前のイイギリが好き。この季節のイイギリを見つけると頭の中できよしこの夜が流れます。
浴風園の建物はホントに素敵。
つい先日放送されたテレ朝の『友情~平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』でも登場しました。
新しい建物ではドバトが休憩中。
園内には今は使用されていない礼拝堂があるのですが、その入り口に
なんだ、これ。
ぶんぶく茶釜?
建物の陰には石蕗(ツワブキ)と猩猩草(ショウジョウソウ)。
ショウジョウソウはクリスマスになると店頭に並ぶポインセチアの仲間。
ご自由にお持ちくださいのお宅の近くに生えていた野良コキアは結局丸くならずに暴れるだけ暴れて枯れてしまったようで、今日見に行ったら完全に根元から抜かれていました。
その代わりと言っては何ですが野良コキアの向かいの空き地に勝手に生えたコキアはまん丸、しっかり紅葉。
【今日の収穫】
浴風園で拾ってきた殿山泰司、じゃなくて泰山木(タイサンボク)の実、かと思ったら実じゃなかった!実のように見えるのは花後に残ったしべで、一番右のハート型に割れたように見える部分に赤い種子がついていたようです。(でも面白い形だからタネの箱に入れちゃう)