2016年6月2日木曜日

母と娘と

ぞうきん、追加で二枚。



「元気なのか元気じゃないのか、あんた全然電話してこないんだから!」とプンプン怒っている母に、熨斗をつけて送る予定。

出来がどうであれ、母は私が何か縫ったり編んだりしたものを送ると「あんなに勧めても針と糸には見向きもしなかったのにねぇ」と喜んでくれる。

母が洋裁をやっていて、妹も頭がいいからてっきり大学に進むと思ったら「お母さんと同じ洋裁に関わる仕事がしたい」と文化服装学院に通い、大手の服飾メーカーに入社したんですよ。家の中に洋裁のプロが二人もいるのに、何で私が教えてもらってまで洋裁をしなくちゃならないんだ。というのが私の言い分。

それでなくても母とはあまり仲良くなかったし。

でも離れて、お互い年を重ねると、仲良くなかったことなんてどうでもよくなるもんなんだな。