松本清張の『眼の壁』に出てきそうな月。
松本清張の小説で映像化されたものは全部観てみたい。
『眼の壁』も昭和33年に佐田啓二主演で映画化されていたのでオークションでビデオを買ったんだけど、ビデオが古すぎて映像もはっきり見えず、音声もくぐもってしまって原作を読んでいなければ、何の話なのかすらわからない状態でした。
レンタル落ち、送料込で300円くらいで落札したビデオだから、あんまり期待はしていなかったのですが、極度に劣化している状態が原作にピッタリで個人的には面白かったんだけど、原作を読まずにいきなり観たオットは映画が始まって1分で「観てると気持ち悪くなる」と言ってヘッドホンとアイマスクをして寝てしまいました。
最近になってDVDが発売されたようです。きれいな映像とぼんやりしていても聞き取れる音声なんだろうなー。もし私が入手したのが古いビデオではなく新しいDVDだったら、ここまで面白かったとは言えなかったかも。