2015年9月30日水曜日

長崎は言うほど雨は多くない

福山雅治はオットの高校の後輩だ。
結婚前に長崎に挨拶に行った時に高校の同級生が7人ほど集まってお祝いをしてくれた。

結婚するまで私は九州のドコが長崎県なのかも知らなかったくらい長崎に関しては無知だったので、何とかオットの友人たちの話の輪に入ろうとして「そういえば長崎工業高校って福山雅治の出身校ですよね」と話をふってみた。

幸いにも同級生のひとり、Kさんは長崎工業高校で教鞭をふるっている。

しかし、福山雅治は4歳年下だから同時期に在籍していたワケでもなく、Kさんも福山雅治が在学中に先生になったワケでもないので、話をふっても「同じ高校だった」ということ以外、まったく話が膨らまず、変な空気になってしまった。

結婚して20年以上たつけど、オットの福山雅治に対する反応はやっぱり妙な感じで「福山雅治、結婚したんだって!」「ふーん」で会話が全然弾まない。

他の長崎出身者に対してもオットの反応は厳しい。

蛭子さんがテレビに映るとオットはヘッドホンをつけてテレビを見ずに寝てしまう。高校野球で長崎代表が勝ち進んでも「どうせ長崎人は詰めが甘いから次で負ける」と言って応援しようともしない。旅番組で長崎が紹介されても「ほら、みんな無愛想なんだよ」と鼻で笑う。

もしかして、へらへらしている蛭子さんも詰めの甘い甲子園児も無愛想な長崎人もみんな自分を見ているようで、居たたまれなくなっているんじゃないの?

昨日の五時に夢中で結婚のニュースで字幕スーパーが「福山雅春」になっていてお詫び訂正したらゲストのクリス松村さんが「一番大事な名前を間違えるってどういうこと?雅な春じゃ年賀状みたいじゃないのよ!」と猛烈に怒っていたっつーのをオットに伝えたら「やっぱりクリスさんは常識のある大人なんだな」と。そっちかよ。福山雅治は出身校が同じとかそういうのは全然関係なくて、ただ単に興味がないってことらしい。