2023年5月3日水曜日

母、明日八十六歳

母への誕生日のプレゼントを渡しに実家へ。


私にとって都電は黄色なので最新型の都電を見てもなんの感慨もないんだけど、ゴールデンウィークで結構都電を撮影していた人がいたので通りすがりに一枚だけ撮影。カラスがいっぱい飛んでた。さすが焼き場の街荒川。

名入れハンカチの他に八幡山の花屋さんで買ったスズランとアルケミラモリスの小さなブーケをプレゼント。


これは以前母の名前で出しておいた懸賞の当選品。
私の名前でも4枚も出しておいたのに私は1枚も当たらず、1枚だけ出しておいた母が当たるという。ということで私のくじ運もおすそ分け。



もう帰るって時になって下野(シモツケ)の葉にシモツケマルハバチの幼虫を見つけてしまい、ココにもアソコにもと20匹駆除。

ついでに鉄線(テッセン)の葉っぱにもなんか卵みたいのがついてるから見てくれと言われ「あー、これはさび病だよ」「え?さびょー?」「違う、さ・び・びょう」「さ、さ、びょ?何?虫でしょ?」。

耳が遠くて全然話が通じないので「さび病。鋏もってきて」とメモに書いて渡し、鋏で症状の出ている葉を全て切り取り袋に詰めてゴミ箱へ。母がその鋏で他の植物の枝を切ろうとしたので一旦家に戻ってお湯を沸かして鋏を熱湯消毒。


今日はプレゼントも貰ったし、植木のメンテナンスもしてくれたからお礼にこれ持って帰ってと渡された米5キロ。米5キロを担いで千代田線、銀座線、井の頭線を乗り継いで帰宅。さすがに疲労困憊。

このお米は東京都のおこめクーポン事業で貰ったそうなんですけど、実家は昔からお米はご近所のお寿司屋さんを通して美味しいお米を買っているし、婆さんの一人暮らしでこんなにお米を貰っても食べきれない、そもそも美味しいお米かどうかもわからないから、うっかりクーポンを申し込んじゃったけど、すごく持て余していた、というお米でして。

「それはお礼じゃないじゃん!」
「でも美味しいかもしれないし」
「うちだってお米はつや姫って決めてるし、お友達で誰か欲しいって人いないの?」
「ひとりだけクーポン貰えなかったお友達がいて昨日5キロ取りに来たの」
「お母さんのお友達って全員80代でしょ。運べたの?」
「ちゃんとカートに載せて持ち帰ったから大丈夫」

カートにお米を載せてガラガラ引っ張って歩けって言うのかー!
風呂敷で包んだら余計闇米みたいになっちゃったけど。
どうか美味しいお米でありますように。