2025年7月11日金曜日

碧い瞳の

三年ほど前から夏になると見かけるようになった編笠羽衣(アミガサハゴロモ)と思われていた虫は、アミガサハゴロモとするにはどうも違和感がありました。で、昨日も我が家に現れたので詳細を調べていたら農林水産省横浜植物防疫所により在来種のアミガサハゴロモではなく外来種の「チュウゴクアミガサハゴロモ」と同定された種のような気がしてきました。



そういえば撮影はしなかったけど、昨日大雨の前にベランダの植物を室内に取り込んだ際、サイカチの枝に白い綿のようなものがついていて、楊枝で突っついただけでは取れなかったので、枝ごと切り落としたんでした。あれがチュウゴクアミガサハゴロモの産卵痕だったとすれば納得。

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こちらは背中に三本すじの模様がついている三筋実蝿(ミスジミバエ)。
朝起きたら捕獲ケースの中でぶんぶん飛んでいました。私が眠っている間にオットが捕まえたらしい。




よく動くのでケースのふたを開けて撮影すると逃げられてしまいます。ふたを開けた一瞬で撮ってみたりケース越しに撮ってみたりしたけど一番写真に残しておきたかったエメラルドグリーンの美しい眼はうまく撮れませんでした。

ただ写真でも目視でもお尻の先に出ている産卵管はなかったので、この個体はオスということだけは確認出来ました。