2024年8月11日日曜日

悪癖

滅多に触らない棚からどういう経緯で入手したか覚えていない小さな英語の絵本が出てきました。


少しずつモノを減らしている最中なので、この本も廃棄処分に。

その前にどんなことが書いてあるのかだけ読んでみましょう、って私、英語がまったく話せないし読めないじゃん。ということでGoogle翻訳に頼ることにしました。


小さな本だし子供向けの絵本だからパパパッと翻訳出来るだろうと高をくくっていたんですが、実際入力してみたら4,200文字もあって。

『マザーカスペン』

ある村に自分の思い通りにならないと悪さをする魔女が住んでいて、村人たちから恐れられていたんだけど、ある日よそから来たおじさんに魔女が「タバコをくれ」とせがむんですが「はあ?あんたにあげるタバコはねぇっぺよ」と無碍に断ってしまうんです。すると魔女はおじさんの馬に魔法をかけて馬が動けないようにしてしまいます。

で、馬が動かないと仕事にならないから仕方なくタバコをあげるんですが、魔女は望みが叶えばすぐに魔法を解いてくれるんですよ。

他にもおじさんの奥さんが「パンをくれ」って頼む魔女にコゲコゲのパンをあげたら、その子供がはしかにかかったり、育てていたトウモロコシが枯れてしまったりと散々な目に遭います。

~という物語で最終的に魔女を殺してしまうんですが、えーと、郷に入れば郷に従えってことわざがあるじゃないですか。魔女とは言えその村に昔から住んでいるおばあさんです。その村の人たちがどれだけ嫌がらせをされたのか知らんけど、他所から来たおじさんにはタバコ、奥さんにはパンを要求しただけ。断らなければ嫌がらせはされなかったし、ありがとう、どういたしましてで済んだ話のような。

イギリスの古いおとぎ話にあれやこれや突っ込むのもどうかと思うよ。こういうところで引っ掛かっているから、なかなか整理整頓が進まないんじゃないのか?