2024年5月26日日曜日

振り返り


序二段東筆頭    八女の里 3勝4敗
序二段東九枚目   若双葉  2勝5敗
序二段東五十一枚目 里田中  3勝4敗
序二段東八十枚目  若大根原 5勝2敗(勝ち越し)
序二段東八十九枚目 若清   4勝3敗(勝ち越し)
序二段東九十五枚目 若箭原  3勝4敗
序ノ口西十六枚目  若新   4勝3敗(勝ち越し)
序ノ口東十七枚目  若佐々木 0勝7敗

今場所の何が良かったって若新が三連勝、三連敗の最後の最後で勝ち越したこと。物言いがついた一番でしたが相手の体が先に土俵についており、白星を挙げました。

自身の最高位は序二段六十七枚目。中学を卒業してすぐに入門したため、自ら親方に勉強がしたいと申し出て昨年の四月にNHK学園高等学校(通信制)に入学しました。相撲と学業の両立が始まったと思いきや夏場所で足の怪我で入院・手術・リハビリとなり三月場所でやっと土俵に戻ってきました。(番付には載らない前相撲)。そこで一勝を挙げて、今場所からやっと序ノ口に復帰したのです。相撲経験が長いので相撲を始めたばかりの序ノ口相手では勝ち越しも当然と思われるかもしれませんが、怪我前の若新の取り口はどうも消極的に見えて、土俵際ですぐ諦めてしまうことが多々あったのです。今場所は最後まで粘る相撲が増えました。休んでいる間に怪我をしていない上半身を鍛え、顔つきも変わったように見えます。

入院中お見舞いに通っていた親方の娘さんも若新の復活を喜んでいるでしょう。