狛犬の写真も何枚か撮っていたのに、狛犬のすぐ隣にある
棒?柱?じゃないか、なんていうんだこういうの。標識?
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「明和八年銘石造狛犬 一対」杉並区指定有形文化財
安山岩製のこの狛犬は、阿形、吽形が対峙形に配置され、犬座姿勢をとっています。小ぶりな頭部で、立ちは低く、やや長めな体躯です。全体的に誇張が少ない素朴な狛犬ですが、彫りは入念に施されています。また銘文から、天神社の旧名大六天宮や、医王寺との関係、造立年(明和八年<一七七一>)のほか、願主、作者等が確認できます。
屋外に安置されている狛犬としては、杉並区内で最も古く江戸時代中期の作風が如実に表れている貴重なものです。
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昨日テレビで「Google Mapで史跡って検索するといーっぱい出てくるんですよ」と誰かが言っているのを聞いて、試しに地元で検索してみたら、この狛犬がヒットしたものの、あそこの神社にこんな棒立ってたっけ?こんなの棒が立ってたら絶対読んでるって!となり、今日買い物ついでに確認しに行ったら、ちゃんとあったのです。
いつのまに設置されたんだ?と標識の後ろを見たら「昭和六十三年三月三十一日指定」とあって、私たちがココに引っ越してくる前、いや、結婚する前にとっくに標識は立っていて、二十年以上気づかなかっただけという、しょっちゅう来ていたのに私たち夫婦は一体何を見ていたんだって話。



