細い枝にお尻の針を差し込んで産卵するのはバラによく見られるチュウレンジバチの仕業ですが、サイカチはバラ科ではなくマメ科なのでチュウレンジバチは除外されます。
ということは最近頻繁に見かけるようになった外来種の中国網笠羽衣(チュウゴクアミガサハゴロモ)ではないかと。とりあえず産卵された枝ごと切って、あとは翌朝他の枝にも産卵されていないか確認することに。
で、翌朝。
わー、玉簾(タマスダレ)5,6花目が開花。
去年70個あった球根を3個まで減らして植えつけたから1個の球根からふたつずつ花が咲いたことになるのか。土の中は今年増えた球根がぎゅうぎゅうに詰まっているだろうから、もう少し花数が増えても良さそうですが、分球して増えた球根はまだ花を咲かせるほど生長していないので、去年植えつけた3個がふたつずつ花を咲かせたとみていいでしょう。
最初の花から4花までは結実せず、おそらく今日咲いているふたつも花粉は大量に出ていますが、これからのお天気を考えると受粉したとしても雨に流されて結実しないでしょう。
タマスダレの写真を撮っていると室外機にポトッと何か落ちてきました。
サイカチに産卵したのはコイツ!
チュウゴクアミガサハゴロモの面倒くさいところは広食性でどんな植物にも産卵するし汁を吸って植物を弱らせたり枯らしたりするところ。こんなに街路樹や緑地が多い地域で何でこんな狭いベランダの20センチ足らずのサイカチの木に産卵するかね?








