2025年1月12日日曜日

見世物小屋の記憶



キジバト(ボサボサ)夫婦がずいぶん高いところで羽繕いしてた。



小学校の「会えたわ~」。思わず声に出して読んでしまう。


久しぶりの芦花公園前歩道橋は塗り替え工事中で立入禁止。そんなに傷んでいるようには見えなかったんだけどなぁ。すぐそばに信号機付きの横断歩道があるので住民はそんなに不便はないようでした。


工事の足場は相当古い感じに見えます。というか遠くから見た時に一瞬「見世物小屋」かと思いました。

【見世物小屋の話】

祖父の家に預けられていた頃だから5歳くらいか、叔父に「面白い物見せてあげる」と連れていかれた見世物小屋で血だらけのろくろっ首が蛇の頭に喰いついているのを間近に見てギャン泣きしたら、係のおじさんがすっ飛んできて「子供はダメって言ったでしょ」と叔父さんに注意。すると叔父さんが「金払ってんだから」と言い返して大喧嘩になり、そこから先は覚えていないんだけど、大人同士の取っ組み合いの喧嘩と蛇を食べる血だらけのろくろっ首がしっかり記憶に残ってしまい、実家に戻った後に「血だらけのろくろっ首を見た。叔父さんが知らないおじさんと喧嘩してた」ということだけを母に伝えたら、母が叔父(母の弟)に「なんてことしてくれたんだ」と大激怒した、って話。

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とんだところで話が長くなってしまいました。
本日の目的地「芦花公園」に向かいます。

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マメ科の何かの木(エンジュ?)にオナガが群がっていました。


蘆花恒春園(徳冨蘆花の旧宅)は今日もひっそり。
旧宅の見学をする予定でしたが先客がいたので今日はお墓参りだけ。(父のお墓参りにも行ってないのに!)

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今日はいつもと違う道で帰りましょう。
最初に見つけたのは輪掛本青鸚哥(ワカケホンセイインコ)。


遠くにいると木にキャベツがなっているように見えます。

路地の奥に竹林が見えたので入っていくと、そこは行き止まり。でも中には人がいるからぐるっと回れば入り口があるはず。


入り口ありました。
パンフレットによると世田谷区にある16の市民緑地の中のひとつで、こちらは粕谷二丁目本橋家の竹林。※市民緑地とは都市に残された民有地のみどりを保全する制度。

蝮草(マムシグサ)

芭蕉(バショウ)

白花立浪草(シロバナタツナミソウ)の種子の殻


鬱蒼とした竹林。
個人では管理しきれない規模。だから市民緑地制度があるのか。
杉並区にも市民緑地制度はあるけど登録されているのは4箇所。どこも徒歩1時間近くかかるので、じゃあ行ってみようって感じにはならないかな。


さっきまで晴れ間が覗いていたのに急に暗くなってきて、お腹もグゥグゥ。ちゃちゃっと記念撮影。