2016年7月22日金曜日

軽くて重い糸

母から貰った毛糸で靴下を編み始めました。


母の知り合いの90歳になるおばあさんの娘さんが買った毛糸らしい。娘さんが何かを編もうとして買っておいたのに病気で亡くなってしまい、捨てるに捨てられず40年以上箪笥にしまってあった毛糸だそうで、ラベル検索してもヒットせず、ラベルの表示も「綿33%、トリアセテート31%、毛25%、ポリノジック11%」という聞いたことあるようなないような混毛。春夏用にしては毛が入ってるし、秋冬用にしては滑らかで保温性も低いような感じ。40gが4玉。

散歩仲間のおばあさんに「編み物をするなら、うちにある毛糸を貰ってくれないかしら?」と頼まれた母はどういう毛糸なのか聞かずにおばあさんの家まで受け取りに行き、そこで初めて毛糸の由来を聞かされて気が重くなりつつも今さら要らないとも言えず、自分が編まなくても娘に言えばホイホイ貰ってくれるだろうと箱いっぱいの毛糸を貰ってきたそうで。

それなのに私が貰ってきたのは青い毛糸4玉だけ。
他の毛糸は全部ウール100%。よく見ると小さい虫が沸いていて、ビニール袋の外から見ただけでもこんなに虫の死骸がついているってことは毛糸もだいぶ食われているでしょう。

母はせっかく貰った毛糸なのに使わずに捨てるのは悪いと言ってましたが、こういう毛糸は取っておいても何も編めないし、箪笥の肥やしにもならないと説得し、その場で処分しました。

ココまで編んでつま先を入れてみたらちょっと大きい。
どうやら作り目の時点で目数を間違えてしまったようです。

ということで撮影後すぐに全部ほどきました。編みなおすのは明日以降。今日はもう寝ます。