2019年5月1日水曜日

穴場的知的スポット

4月26日の「生活は踊る」で紹介されていた世田谷文学館に行ってきました。

世田谷文学館はうちから歩いて30分ほどなのでぷらっと出かけることはありましたが、4年前夫婦で行った「岡崎京子展」がたまたま最終日で会場は人で溢れかえっていて、汗びっしょりかいた後、外に出たらとても寒くて風邪をひいてしばらく寝込んだことがあり、それ以来ずっと足が遠のいていたんですが、今回の企画展は石ノ森章太郎。

昨日の夜に石ノ森章太郎の「マンガ家入門」「続・マンガ家入門」で漫画家を志したことのあるオットに「文学館で石ノ森章太郎展やってるって」と言ってみたところ「明日!明日朝いちで行こう!」とすごい乗り気で、普段は自分で計画を立てることなどないクセに天気予報もしっかりチェックして「明日は午後から雨が降るらしいよ。雨が降る前、9時半に家を出るからそのつもりで!」とか言ってる。

「6月までやってるから連休終わってからの方が空いてんじゃない?」
「岡崎京子は最終日だったから混んでたんだよ。GWの中日に交通の便の悪い世田谷文学館に行く人、そんなにいないでしょ」

オットの予想通り、開館前の世田谷文学館の前には誰もいませんでした。

石ノ森章太郎展をじっくり隅から隅まで堪能し、ムットーニのからくり劇場もオットと二人きりで鑑賞(スピリットオブソング、眠り、漂流者、アローンランデブーの4作品)、コレクション展は「仁木悦子の肖像」(寺山修二の手紙が可愛い)、サイボーグ009のスタンプラリー、最後にみやげ物コーナーでポストカード他を購入して、文学館を出たのは11時半。


スタンプ、超きれいに捺せてオットに褒められました。年賀状でさんざんスタンプ捺した甲斐があったわ。

1時間半、たっぷり楽しんで入場料は800円。(コレクション展は祝日で無料。コレクション展のチケットは次回いつでも使えるそうです)