2020年4月22日水曜日

デジャ・ヴュ

昔買った本の間に芝居の半券が挟まっていました。


「アクアリウム/篠田節子(新潮文庫・平成9年11月15日六刷)」

・平成9年=1997年。
・webを始めたのは1999年からなので、この本の読書感想は残っていない。

「デジャ・ヴュ」茨城大学演劇研究会6月公演

・6月20日が土曜日の年は1992年、1998年、2009年。
・1992年は結婚前で仕事中心の生活をしていたので観劇の余裕はなかったから除外。
・2009年以降は老眼が始まり読書量も減ったので除外。

おそらくこの半券は1998年6月20日のものと思われる。

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私が忘れているだけでネットで知り合った誰か(劇団員かその関係者)に芝居を観に来てと頼まれて観に行き、待ち時間に読むように持っていったのが「アクアリウム」で半券を挟んだまま本棚に戻してしまった、という筋書きを立ててみたんだけど、会場を調べたところで「あー、これは私、観に行ってないわ」と確信しました。

会場のサントピアは茨城県水戸市にあった「渋谷パルコに次いで日本のファッションビルとしてオープン」した商用ビル。7階のサウスコアはイベントスペースになっていたようです。

当時の私は結婚はしていたけどお金も体力もあって週末家でおとなしくしていることが少なかったので、このお芝居も記憶には残っていないけど、ひょっとしたら観たのかもしれないなーなんて思っていたんですけど、水戸となると話が違います。

電車で通り過ぎたことはありますが、水戸には行ったことがないのです。
茨城県内にも知り合いはいません。

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となると、この半券はいつ誰がこの本に挟んだんでしょう?

古本屋さんで購入した本には印をつけていますが、この本は古くなってはいるものの印はついていないので、本屋さんで新刊を購入したと思われます。

新刊に半券が挟まっていたってこと?
誰かに貸して、その人がしおり代わりに半券を挟んだってこと?

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そんなことを考えていたらあっという間に夕方になっていました。