2020年12月15日火曜日

枇杷

そっか、ビワの花期って冬だったか。


実家の小さな庭(というより家を建てたら北側に洗濯機と物干し場の分だけ土地が余っちゃったみたいな空間)に父が食べたビワのタネを捨てたらぐんぐん大きくなって、タネを捨ててから5年目に甘い実がなりました。

庭からは実がなっているのは見えません。
結実したのを見つけたのは私。2階の私の部屋のガラス窓にオレンジ色が映っていて、引っ越してから一度も開けたことのなかった窓を開けて覗いてみたらビワの実がなっていて、パジャマのままひさしに出てビワの実をもいで皮を剥いて食べてみると、予想以上に甘くて美味しい。

2個、3個と手が止まらなくなって食べていたら隣のおばさんが不審者がいると勘違いして近所の交番に駆け込みおまわりさんが来るという事態に。

うちのビワをうちで食べてただけだから私は悪いことは何もしていないと思うんですけどねぇ。

結局びわの木はお隣さんから邪魔だから何とかしてくれとイチャモンをつけられ、今後のつきあいもあるからと父も母もあっさり切って根っこも掘り起こし、もう何も生えてこないようにとコンクリートで固めてしまったんでした。

あー、哀しいこと思い出しちゃった。