2019年10月23日水曜日

はははの話

意を決して7年ぶりの歯医者さんに行ってきました。

7年前に神経をいじらなくちゃいけない治療に差し掛かったところで、先生に何気なく注射のアレルギーというか子供の頃から予防接種とかすると吐いちゃって、という話をしたら麻酔なしでは治療は無理、注射をすると具合が悪くなる原因を他の病院で調べてもらって診断書を持ってきたら治療を再開しましょう、ということになり。

しかし、この症状は内科、婦人科、アレルギー科、神経内科とあちこち回って調べたんだけど、はっきりした原因がわからず、最後に診てもらった心療内科で精神的なものだろうということで私の中では決着がついていて、それも歯医者さんに伝えたんだけど、やっぱり治療を始めた途端に急変なんてことになったらお互い困るので、それっきり歯医者さんから足が遠のき、この7年の間に歯周病で2本も歯が抜けてしまって、ますます行きづらくなってたんでした。

受付をしてくれた歯科衛生士さんがすごく親身になって話を聞いてくれて、今のところ歯周病以外には虫歯らしきものは確認できないので、週に一回クリーニングに通ってもらい、口の中の状態を整えてから治療を始めましょうとなりました。

院長先生とはクリニックが出来る前からのおつきあいがあり、たまたまうちの近所で開業することになって、しばらく診てもらっていたんですが、そのこともあって通わなくなった後にちょっと痛いから他の歯医者さんに診てもらうというワケにもいきませんでした。

一ヶ月くらい前に歯茎が腫れて奥歯がぐらつくようになり痛みもあったので、そろそろ歯医者さんに行かなくちゃと思っていたタイミングで父が急逝。その後、痛みは消えたのですが、歯茎の腫れがまったく引かず、そうだ、痛みがないうちにとりあえず口の中を診てもらおうと、やっと今朝の受診となったんです。

私の「注射をすると嘔吐してしまう」の原因が精神的なものとなると、大元の原因は幼稚園に入る直前の父の事故の記憶から来ているので、その父も亡くなったとなれば、もしかするともう大丈夫かもしれない。(戻してしまうのは体内に薬品が入る注射だけで、鍼治療や献血・採血はなんともないので)

1日5回ほど念入りに歯を磨いていたお陰で、歯科衛生士さんに歯の磨き方は合格、歯石・歯垢もほとんどないと褒められて、とりあえずタバコの本数は減らしたほうがいいですよーと言われて、イソジンと歯周ポケットにイソジンを塗るためのブラシを一本買って帰ってきました。