2022年10月10日月曜日

風と鳥の知らせ


散歩道に突如現れたイヌサフラン。
サフランに似ているけどこちらは全草有毒。過去に誤食して死亡に至った例も。

犬や猫の散歩コースになっているような遊歩道に生えている草を採って食べようとは思わないけど、庭に生えてるイヌサフランの球根をジャガイモと間違えたり、花のない時期の葉をギョウジャニンニクと間違えて食べた人もいるから覚えておくに越したことはないでしょう。


キバナコスモス。
黄色い花のコスモスではあるんだけど黄色というよりオレンジ色。
この花はそこらじゅうで見かけるので、てっきり野草・雑草の類かと思ってたんだけど、調べてみたら大正時代に観賞用として導入されたようですよ。アメリカではキバナコスモスの園芸種が多く作られて、サンセットという品種は日本人が作出したそうな。

せっかく「黄花コスモス」として導入されたんだから、そこから日本人が新しい品種を作出したなら「黄昏コスモス」とか「日暮れコスモス」とかつけちゃっても良かったんじゃね?


階段の上から見下ろすとハナミズキの真っ赤な可愛い実がいっぱい。
野鳥がこの実を食べているのは見たことないけど、ヒヨドリやムクドリのような中型の野鳥には人気の実らしい。

* * * * *

突然、風が変わりました。
これは急な雨の前触れ?それともまさかとは思うけど木枯らし一号?



高いところでヒヨドリがヒーヨヒーヨと鳴き出した途端にポツポツと雨が降り出しました。やっぱり急な雨の知らせだったんですね。寄り道しないでまっすぐ家に帰りましょ。