2024年9月13日金曜日

みんな猛暑のせい

今日は父の月命日ではなく命日の前日。母からお寺さんの都合で13日にお墓参りに行くことになったと連絡があり、もういつになったら秋になるのよ!な真夏日通り越して猛暑日の中ヒーハー息も絶え絶えにお墓参りに行ってきました。


連絡ミスで母も私も花を買ってしまったため、豪華ではあるけど、まとまりのない供花になってしまいました。一帯は日陰がなく墓石が焼けているもんだからとにかく暑い。花を供えてある花立てもアッツアツ。中に残っていたお湯をあけたら苔じゃなくて薄いワカメみたいな謎の緑色のツルツルがタラ~と出てきて何これキモッッ!と騒ぎながら掃除していたら、いつもお世話になっているお坊さんが出てきて「あー、いらしてたんですか。ここんとこずっと暑いからお参りに来る人も少なくて」。

娘「え?お寺さんの都合で今日になったんじゃ、、、」
母「あらー、あなた、最近おひげ生やしてるの?」
坊「涼しくなるまで誰も来ませんから。無精ひげですよ」
娘「ん?ってことはお寺さんの都合では」
母「はいはい、お参りも終わったし早くお店に移動しましょ」

明らかに母が話を逸らしています。
何故お墓参りが前倒しになったのかは後ほど理由が判明します。


桜の根っこがすごいね、と妹と話しながら私の質問には一切答えない母。


日暮里の駅前はビルに囲まれて日陰はあるけど土がないからやっぱり暑い。それと外国人観光客とスマホしながら突進してくるヤツでごった返しているから灼熱のお墓よりさらに暑い。


なんとか実家の最寄り駅に到着。
久しぶりに見る都電は私の知っている都電とはまったく違う電車になっていました。それでも地元ではさくらトラムなんて呼んでいる人は見たことがないそうです。(母調べ)頑張れ、都電。


実家で迎えてくれたのは毎日15個くらい花を咲かせ続けているモミジアオイ。

実家に寄る予定はなかったんですが、母がお土産を渡したいからというので行ってみたんですけどね。そのお土産というのがかりんとう饅頭だったんですよ。


饅頭30個。かりんとう30本とはワケが違います。一個一個にあんこが入ってるお饅頭です。(蒸した後にかりんとう感を出すために油で揚げてるから、時間がたつとカリカリした歯ごたえはなくなり油っぽさが前面に出てきます。実家から自宅までの移動で既にカリカリ感はゼロ。)


何が問題って消費期限が今日!貰ったその日が消費期限。
今日中に30個なんて食べられるワケないじゃないっすか。

「消費期限今日って書いてあるけど」
「ラジオ体操のお友達に1人5個ずつあげたのよ」
「いつ買って、いつあげたの?」
「昨日買って、今朝あげたの」←墓参り前倒しの理由
「で、なんでうちの分30個も買ったの?食べきれないじゃん」
「一日や二日過ぎたって大丈夫よ」
「5個ならね。ふたりしかいないのに30個って」

ココで母、甘いもの好きの娘夫婦ならきっと喜んでくれるに違いないと思って買ってきたのに、なんで娘はこんなにイラついてるんだ?と機嫌が悪くなりスマホをいじり始める。

「ちょっと、話聞いてんの?」
「聞いてませーん」

うーわっ。
父の命日くらいやさしく接しなくちゃって思っていたけど、ダメだ。これ以上一緒にいたら大喧嘩になっちゃう。こういう時仲裁に入ってくれる妹は昼にベトナム料理を食べすぎて昼寝してる。長居は無用。トイレ入ったら帰ることにします。


渋谷の工事、いったいいつになったら終わるんだよ。と渋谷に当たってみた。